トラウマとまではいかなくても、幼いころから視覚的に刷り込まれている妙な感じって、ありませんか。
ボクはこの雲仙名物「湯せんぺい」のパッケージについて、なんとも妙な感覚が拭いきれないんです。
まだ雲仙が現在よりも活況を呈していた子供のころ、少し大人びた味のこのお土産ド定番があまり好きになれなかったからかもしれません。
子供の味覚と大人のそれは違うから、今食べてみるとわからないのだろうけど、週末に温泉へ入りに訪れた旅館で、久々に見つけてしまったのです・・・。
最近の土産菓子のパッケージデザインは、往々にしてシンプルで中身を伝えやすいイメージングを心がけているから、やっぱり、やっぱりドキッとしてしまいました。
赤で書かれた商品名を黄色で縁取り。
頭は青色、雲仙山景をモチーフにしたイラストには山の緑が広がり、しかもその色が全部原色に近い!
やっぱり強烈です。
このお菓子を知らない人は、開けたらどんなモノが出てくるのか、検討がつかないのではないでしょうか。
CMなんかの妙なテーマソングが頭に残り、つい口ずさんでしまうように、記憶に残すための戦略はいろいろです。
「湯煎餅」はおそらく製造開始からこのパッケージを変えていません。
そろそろ変えたら?と言いたくもなりますが、これがなくなってしまってあとから思い出すのもさびしいのかもしれませんね。
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