龍踊り(ジャオドリ)は長崎に住んでいると比較的頻繁に見ることの出来る出し物で、「くんち」はもとより別のイベントや披露宴なんかでも見かけることがあります。体育祭や運動会なんかでもやったりしますので、長崎人には身近な出し物なんですよね。
もちろん日本3大祭り「長崎くんち」の龍踊りは格式が全く違うし、使用する龍も違うので一緒にすると怒られますが・・・。
龍踊りは一番古い籠町、それからこの諏訪町、筑後町、五嶋町の4町が待機しているので、4/7年の確率で楽しむことができるんです。昨年は個人的に五嶋町のお手伝いをさせていただきました。
今年の踊り町は諏訪町。県の指定無形民俗文化財です。
諏訪町の龍は、メインの青龍に写真の白龍、それに可愛い子龍と孫龍が特徴。
デザイン的にいうと、龍体は長さが10mほど、6000枚位のウロコはゴールドで縁取られ、腹部は紅白のボーダー、龍頭の目は血走り、表情はかなり怒っています。
使い手は龍頭から龍尾まで中国服を着た10名の龍使いとゴールドの玉使い1名で構成されていて、華やかなチャイナドレスの女性も混じった龍囃子隊は7つの楽器を使用、付き人も雰囲気のある様相で、ワクワクします。
1634年にキリスト教徒鎮圧の目的で始められたこの奉納踊り、いまではもちろんそんなこと関係なく、みんなの楽しみになってるんですね。
スペース・ラボは仲通に面しているから、本番の3日間はもちろん、練習風景も眺めることが出来ます。
龍踊りのみならず、ひっきりなしに踊り町が通って行くので、つまり仕事やってられないわけです(?)。
晴れた日のシャギリの音色、和やかで気持ちいいですからね~!
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