2008年12月アーカイブ

あっという間の2008年は、今日でもう大晦日を迎えました。

 

みなさまにいろいろな経験をさせて頂き、ご迷惑をお掛けしながら、温かく支えになって頂き、おかげさまで少しだけ成長できた気がしています。

 

弊社と時間を共有していただいたすべての皆様へ、スタッフ一同心からお礼を申し上げます。

 

最後になにを書こうかと考えましたが、先日の大掃除で見かけた雑誌の一部をなんとなく載せてみました。ひまつぶし・・・にしかなりませんね??

 

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メディアで引っ張りダコのナガオカケンメイさん。

お会いした印象は物腰やわらかく、「堂々と、やりぬく。」といった感じ。

会社のみならず個人的な財産にもなりました。

この愛すべきプロジェクト、ぜひ長崎でカタチにしたいんです!!

http://www.d-department.jp/

 

 

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「TRIP」は今年4冊出たBRUTUSの別冊。ビジュアル表現を活かす海外情報メインの大型雑誌です。

「Spectator」は<日本オランダ化計画>と称した皮肉まじりの雑誌。長崎のハウステンボスが取り上げられていました。

「パリのお散歩」は街中のショップファサードをパノラマ写真に加工してあって楽しいんです。<PangeaVR>が大好きな僕は、こういうの好きです。

 

 

 

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このあたりはほとんど毎号買ってたかも。

「LIVES」は<住まい系>の雑誌では身近な内容で楽しいし、「GQ」は暇つぶしに最適な雑多さが軽くて良いし、「Esguire」は2回に1回くらい趣味に合う特集が組まれます。

喫茶店のお供として活躍しました。

REBOOTは表紙だけで買ってしまいましたが・・・

 

 

 

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こちらも一緒。

アート・デザイン・インテリア・建築で80%を占める「Pen」は毎号購入。巻頭の世界各都市事情が毎回楽しみ。


「Number」はサッカーの時だけ。

来年のCL本戦はいきなりワクワクする組み合わせになりました。

 

「TITLE」は3回に1回くらいヒット、かな。

 

 

 

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「BRUTUS」は、その揺るぎない存在感を、写真・デザイン・記事もさることながら、その装丁や厚さ(薄さ)が絶妙に支えているお手本のような雑誌。今年も本当によく買いました。

 

日経系の雑誌も興味を惹かれれば買います。ようするになんでも買います。

 

この「Newsweek」はSさんにポイッと渡されたんだっけ。いつか一緒にいきましょう!セント・アンドリュース!?

 

このほかデザイン系、グラフィック系、印刷系、Web系、システム系、建築系、ファッション系、いろんな専門誌や海外誌を買い漁ってましたが、最近のものはとにかく完成度が高いんですよね。

発行部数が少なくあきらかに予算の足りないものでも、内容はともかく、デザインを含めた「つくり」に手を抜いている感じがしません。

 

クライアントに対してとことん高めあうクオリティ、雑誌業界だけではないはずです。

 

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最後に、新年へ向けての良い表題もみつけました。

 

しかーし、このオジサンの忙しいこと!!

 

世界各国、各界超一流のプロたちを軽々と振り回します。

 

この本読んだら「忙しい」なんてとても言えません・・・。

 

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伊万里で窯元をしている松永さんは同い年です。

 

ご自分で中古の窯を購入して始められたそうで、奥様と2人3脚で頑張っていらっしゃいます。

 

今年のはじめにボクのお客さんのノベルティ製作でご協力いただいたのが始まりでしたが、近いようで遠い距離にお逢いする機会がありませんでした。

 

それが本日まで、長与町まなび野のギャラリーにて、長崎遠征をされていました。

 

毎朝伊万里から自動車通いだったそうです・・・若い!!

 

ちょっと深めの黒い皿と、奥様の創った来年の「牛」くんを購入。

 

珈琲をご一緒させていただいたあと事務所へ戻ったんですが、同年代の方が頑張っているのを見ると刺激になりますね。

 

また来年もよろしくお願いいたします!

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年末は手帳が新しくなるので気持ちよくて好きです。

 

以前はfilofaxのファイリングタイプをサイズを変えて重ね買いしたり、palmなんかのPDAもメモリが変わるたびに重ね買いしてましたが、ほとんど使わなかったんです。

なにやってんだか今思えば呆れますが、ここ7,8年は毎年1年コッキリで使い終えるポケットタイプのものを買っています。

 

ノートもいろいろなスケジューリングタイプを試してきましたが、最近はどうしてもバーチカル型を買ってしまいます。

物忘れが年々ひどくなっている気がして(?)、縦に時刻で区切ってあると見やすいんですよね。

 

来年の手帳も、MOLESKINEのバーチカル。ポケットサイズです。ひとくちにバーチカルタイプといっても、もちろん能率手帳からでてるモノのほうが配慮が細かくていかにも日本人のボクにとっては使いやすいんです。

なんでこれ使うかというと、200年の歴史があるから!といういつもの単純な理由。ゴムは便利だし無骨な手触りもいいし、商品に挿んであるラインナップ表も可愛らしいです。

 

そろそろ入っている来年の予定を丁寧に書き込むんですが、1ヶ月もたずに乱雑に。半年経たずに買い替えたくなる・・・。

 

しかも不意のスケジューリングはiphoneに入力してしまったりして、いったいどうすれば管理できるのか、こればかりは不思議な世界です。

 

なんかこう書いてみて、こんなに好きな手帳選び、あきらかに間違っているような 気がしてきましたが。

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橙色にやけた赤壁と黄色の屋根瓦、車道を隔てる古いレンガ壁とのコントラストは異質だけれども、晴れた青空に似合うなあ、と思います。情熱の赤と幸福の黄色のキョーレツなマッチング、これこそ中国!!のよくあるカラーリングですね。

 

仕事の途中この塀沿いの道を歩いていて、久し振りに中へ入りたい気分になりましたが、時間もなくあきらめました。

 

江戸時代唯一の貿易窓であった長崎には古くからの外国文化のイロが市街に残っていて、このあたりにはオランダ坂などの石畳もあったりします。

 

さてこの建物ですが、「孔子廟」といって1600年代半ばに長崎へ設置され、1892年に現在の場所へ建築されました。

 

ざっと百年以上経過しているんですが、改修されたり拡張されたりしているので、百年の時の流れを感じるのは、レンガの外塀を触るのが早いかもしれません。

 

しかしこの写真で孔子廟を説明するのはあんまりですね・・・怒られます。

 

ちなみにこの部分は孔子の弟子たちの銅像が並んでいる長回廊のような部屋の外壁でした。

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朝、慌しく玄関のドアを開けて外へ飛び出し、振り向いて鍵を閉めようとした瞬間。

 

いつもと違う空気に「おや?」と感じてまた振り返りました。

すごく近くに2本も出ています。

 

近所の小学校のグランドで元気に走り回っていた数人の小学生も

「ニジ~!ニジー!」と騒いでいます。

 

最後に虹を見たのはいつだったかなあと考えます。

 

子どもの頃にはよく見つけていた記憶があるのですが、単に空を見る機会が減ったのか、日常的に自然現象への感動が薄れているのか・・・。

 

虹は赤から紫までの七色といいますが、デザインの場合は見てそのままに多様さを象徴するときに多く使います。

 

スペース・ラボの来年の目標も決まりつつあり、いよいよ実行の準備に入ります。

仕事に追われる年末を迎えて、気合を入れなおさないといけません。

 

虹は、人にそう思わせる効果もあるのでしょうか。

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会社へ行く朝、外回りから帰る夕暮れ時、いつも通る市民会館わきの中島川へ続く並木道。

 

昔からこの道が好きで、長崎にしては歩道も車道も余裕にある、視界の広い道です。

ここだってほんの100mくらい。たいした距離ではないのだけれど、長崎にはこういう並木道が少なすぎると思うんです。

 

大学で上京したときには、「東京には緑がないのだ」という思い込みがありました。

皆が生活の利便性を追求すると、自然は邪魔になるのだと。

 

でもぜんぜん違うんですよね。

実際は巨大な公園や街路樹「だらけ」だったと言っても良いかもしれません。

 

街路樹を育てるには、それは大変な時間と労力がかかるわけです。

 

しかしだからこそ、明日からでも始めないといけないことなんじゃないかなあ、と最近思います。

 

ichou.JPG永昌寺。

 

萌えるというのはこういう銀杏をいうのかなあ。

 

長崎の観光では今、「長崎さるく」といって、地元のボランティアガイドによる歩く観光案内が評判です。

とはいえ観光客向けのサービスなので、僕ら地元住民が体験する機会はほとんどありません。カステラと一緒かな??

 

それがそれが、ボクが所属するボランティア団体のプロジェクトチームの中に、ガイドさんが2名いらっしゃって、観光客体験をさせてくれるというではないですか。

 

初めての正覚寺とその周辺は、馬場さんに。

初めての100円遊覧バスで、思案橋から今は亡き黒川紀章氏による長崎歴史文化博物館へ。そこから西坂方面は貞住さんに。

初めての聖福寺や本蓮寺まで続く寺院群。

しかし歓楽街と長崎駅前の、住んでいて幾度となく利用する場所に、こんなにも知らない場所があったなんて驚きでした。

 

お二方、楽しい時間を本当に有り難うございました!

 

しかも働き盛りの若いお二人が、熱心に勉強されて長崎に貢献されているという事実に、なんだろう、自分もちょっと頑張んないとなあ・・・と感じたわけです。

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