見渡せば山、また山・・の長崎に今朝から降ってる白い雪が景色を少しずつ変えていくと、車から流れるいつもの音楽はなんとなく感慨深げに、少し静かになった気がする街は心穏やかに、それなのになにかを起したい小さいけど元気な衝動が沸いてきて、気持ちいい感じがします。
九州ではいつか知らないうちに雪は必ずやんで、溶けてなくなって、日常に帰ることをみんな知っています。この時間限定の希少な不定期イベントは、旅に似ているのかもしれないな・・・そんなことを考えながらお客さんのところへ。
写真は今朝の有料道路のトンネル。
ところでトンネルの灯りがオレンジ色なのは、なぜだか知っていますか。
比較的省電力であることと、排気ガスや塵で汚れた空気の中、遠くまで光が通るからだそうです。
ただし、オレンジ色の光はすべてを単色で映し出すという特徴も持っています。トンネルに入ると、赤い衣服がグレーに変化するという現象ですね。
機能をデザインと呼ぶなら、これがトンネル内のデザインになります。
幼いころ車内で照明の数を数えたり、息を止めてみたりしたことを思い出しました。
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