このたび、「自殺対策のページ」制作のご協力をさせていただきました
<長崎県福祉保健部障害福祉課精神保健福祉班>
という部署をご存知の方は少ないかもしれません。
実制作期間は2週間。時間や予算の制約がある中でファーストステップまでこぎつけたのは、長崎県職員の方々の努力のおかげです。
担当の係長さんは年度末の業務に忙殺されていたにも関わらず、毎晩遅くにでも連絡をいただいたりして、こちらとしても充実感のあるお仕事をさせて頂いたと感謝しています。
だって不景気のなか仕方なく行政批判の声が聞こえてくる中で、こんなに頑張る職員さんがいることを知れば、長崎県も捨てたものではないなあ、と一県民として素直に嬉しくなりませんか?
実はこの仕事へのプレゼントのように、制作中に全国版のトップニュースで取り上げられた記事があります。
NPO法人ライフリンクが行った自治体調査で、自殺対策推進において『長崎県が全国第一位!』という評価を得たのです。
長崎県では地域毎に、管轄保健所毎に、様々な自殺防止へ取り組みを行っていることがわかります。
いろんな物事についてお客様に教えられることが多いのは、この仕事の一番いいところかもしれません。
個人的に関係のないと思っていることでも、考えてみる機会を与えてくれるからです。
自殺と聞いて思い出してみても、哀しみしか沸いてきません。
当事者は身近な人間であったり、噂に聞く名前の人間であったり、さまざまですが。
そういえばJR新宿駅の巨大テロップに、
「ニルヴァーナのカート・コバーン、自殺」
と流れた光景を、ボクは今でも鮮明に憶えています。
どこまで追いつめられて、どんな心境なのかは、本人にしか解らないことだ、と思います。
ボクはただただ心から「もったいない」と、雑踏のなか呆然と眺めて動くことが出来ませんでした。
好きだった一個の人間の自殺テロップを背景に、それにまったく気にもせず我先と行き交う大勢の人たち、そのコントラストは不思議な感情を与えてくれたように思います。
おはようございます。
先日は突然お邪魔しちゃって、申し訳ありませんでした(笑)
しかし、深いブログですね~。僕の場合、『岡田 由希子』ちゃんの自殺がショッキングでしたね!
お疲れ様です!!
自殺対策推進において『長崎県が全国第一位!』
は、なんかショックですねぇ。
>イワモクさんへ
もっと頻繁に来てください(^^)ゞ
確かに岡田由希子さんは当時の私たちの年齢的にもドキッとしてしまいましたね・・・。
>hagisakiさんへ
昨日はウッドサインの補修ありがとうございました!
眺めてただけですみません!!
おっしゃるように、一般的に経済水準の低い地域に自殺は増えるそうですから、確かに喜んでばかりはいられませんよね。