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パナソニック社のウェブサイトの価値が812億円と試算されたそうです。

 

閲覧と行動の情報価値、売上価値を算段しているそうですが、

 

未だデスクトップやケータイ画面の域を出ないウェブサイトの価値が812億円といわれれば、正直驚きますね。

 

 

それでは、あなたのウェブサイトは幾らくらいの価値があるのでしょう。

 

 

もちろん業種によってウェブサイトの理想的な資産価値は変わります。

 

たとえば600億円を売り上げるFACEBOOKですが、仮に企業評価額=ウェブサイト資産価値とすると1兆円~2兆円にもなるそうです。

 

決算公表によるパナソニック社の売上高が75千億円とすると、812億円はおよそ1%という計算。

 

あなたの会社が100億円企業ならばウェブサイトに1億円の価値が、

 

10億円企業ならば1千万円の価値がありますか?

 

あまりにも意味のない計算をして申し訳ございませんでしたが、

それくらいの認識で自社のウェブサイトという資産の価値を、高めていく必要があるんじゃないかな、と思います。

 

特に中小企業経営者の皆さまにとっては、比較的少ない投資で可能なウェブサイトの資産価値向上が、

経営上かなり有効な手段のひとつであることに気づいて欲しいなと思います。

 

 

じゃあ、弊社のウェブサイトはいくら???

社長に訊いてみなくては(笑)。

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春からのお付き合いのT社長が、とうとう事務所に遊びに来てくれました。

 

いただいた差し入れがベストウエスタンプレミアホテルのケーキ。

 

ところでケーキを箱に詰めるお店の人って、色彩のバランスを考えながら、

開けたときに一番輝くようにするのかなあ、とか考えながら早速いただきました。

ボクは昔から甘いものが好きだし、スタッフはボク以外女性なので嬉しい限りです。

 

若いT社長、かなり仕事熱心な好青年で(ケーキくれたからではありません)面白い性格ときており、

話していてホント楽しいです。

 

会社は若い女性向けにデザインされたブラックフォーマルを自社で企画・製作・販売されており、

全国で大人気というウラヤマシさ・・・。

今後の顧客サービスについて大いに語って帰られました。

 

確かに男性はブラックスーツにブラックタイですからカタチがきまってきますが、

女性の場合はそうはいきません。

 

若い方でもお葬式に出る機会はあるし、大勢が集う哀しみの席だからこそ、きちんとお洒落をしたいというのもわかります。

 

商品も良くて価格も良心的なので、女性の方なら、 ニナーズ さん覗いてみてくださいね(^^)

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なぜかボクの母校(?)である附属小学校前に、<Maria Maria (マリアマリア)>さんがオープンしました。

 

ロミロミとかバリニーズなど世界のマッサージの源流といわれているスウェディッシュマッサージと、

フランスの老舗エステブランドのメソッドを同居させた、いわゆる女性のためのサロンです。

 

今回はロゴ制作にはじまり、ファサードやサイン工事、ウェブサイト、パンフレット、サービスチケット、名刺、ポイントカードなど、まとめてブランディングの協力をさせていだきました。

 

熱い想いをたくさんお持ちになるオーナーさんが発する言葉を、丁寧に拾い集めながら、可能な限りシンプルに表現したつもりです。

 

いわゆる「お店づくり」に一緒になって関わらせていただいたわけですが、お店は未だ見ぬお客様を満足させ、オーナーは自分自身やスタッフを楽しませ、ボクらはお店に喜んでもらいたくて、その先にあるお客様に知らせることが使命だし、制作する自分たち自身の充実感を得たい、と思うわけです。

 

これらをデザインの力を使って同時にカタチにしていく作業は煩雑になりますが、"誰かを楽しませたい"という純粋な想いの共通点はそれらをいつも繋いでくれます。

 

 

ところでボクは、「マリア」という響きに、クリスチャンでもないクセに(かといって仏教徒かどうかはわからず?)特別な印象をもっています。

 

ボクが若いときに欧州からモロッコ、トルコなんかを2ヵ月くらい放浪していたときの話。

 

バルセロナから列車に揺られて一時間くらいで、モコモコした変な形状のモンセラ山が見えてきます。

カンプ・ノウ・スタジアムでのサッカーの試合までは時間があったので、中沢新一の「バルセロナ 秘数3」を読みながら、のんびり観に行くことにしたのが、「黒いマリア様」でした。

 

木彫りの彼女は山の中腹にあるベネディクト派の修道院にあって、すでに多くの参拝者が行列をなしていました。

 

驚いたのは、やっと逢えた彼女がとても小さな身体にも関わらず、あきらかに慈愛のようなものを発散していたことです。

ボクは宗教や偶像崇拝にことさら特別な感情は持っていませんが、それは本当でした。

 

その昔、ナポレオン軍かイスラム教徒か忘れましたが、敵国は聖地攻略として彼女を狙ったそうです。

彼らの侵攻から逃げのびた彼女の様相があからさまに黒ずんでいたからなのか、読んでいた本の内容が彼女を守り続けたカタルーニャ人の魂を語っていたからなのかはわかりません。

とにかく、不思議だけれど強烈に心が温まって、癒されたことを憶えているのです。

 

 

男性のボク向けのメニューはいまのところ(?)ないようでザンネンですが、

ウチのスタッフはボク以外全員女性なので、みんな興味津々なんですよね・・・。

 

今回の他の制作物はSPACE LABのサイトで後日アップしますので、ちょっくら見てやってください!!

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思案橋にある「ステーキハウスおかの」さんのウェブサイトがオープンしました。

 

 

当初の打合せでは、ウェブサイト制作の意義を明確にする必要がありました。

 

飲食では「集客」をテーマにしたケータイでのポータルサイト(ぐるナビ等)が充実していたり、

Hot Pepperなんかのフリーペーパーもすでに生活に近い存在となっています。

 

それじゃあ歴史ある「おかの」さんがPCのウェブサイトに何をさせようかとなったときに、

 

「どんなお店なのか」

「希望する空間のイメージがその店にあるか」

「信頼できる食材を使用しているか」

「スタッフの雰囲気は」

「サービスは期待できるか」

などなど・・・

 

なによりも「お店のことをしっかりと誠実に伝える」ための、広報の核となる場所にしよう、ということになったのです。

 

集客やコミュニケーションは前述したような他の媒体に任せるとして、予算をかけずシンプルな構成とし、品格を伝えるために写真を撮りなおしました。ロゴはデータとしておこしなおして、その使い方を確認します。

 

取り組みやすかったのは、チーフはお店を愛していますし、担当していただいたオーナー会社のBさんもテキストをおこし、撮影に立会い、一生懸命に協力していただいたこと。

 

「これを機に、サービスのコンセプトを再確認しているところです」

とは、Bさんからのスゴイ嬉しい言葉でした。

 

できあがったモノを判断するのはもちろんお客様です。

 

ただ、仕事の充実感というのは、完成品の中よりも、見えないお客様のためにお店と一緒になって、工夫をして、努力する時間にあるように思います。

 

「おかの」さんも、やっぱりそんなことを大事にされるお店だったんですね。

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人が困っているときに、良くしてくれる方々がいます。

無償のナントカ・・・、というと表現がズレるかもしれませんが、もう自然に身体が動いてしまうのでしょう、

絶対的な信頼を預けられる希少な人たちです。

 

建築設計のお仕事を営まれている株式会社KUBUS(クーブス)の鶴田社長は、ボクにとってそんな方のひとり。

ホームページをつくろう!

というお話は以前からありましたが、とにかく忙しくされていて、私が忙しくしているときは社長も遠慮されるし、「お互いまずは目の前の仕事を大事に」ということで計画が始まるまでにしばらくかかりました。

 

それでも、ボクは早く作りたくてしょうがなかったのです。もちろん目の前の仕事は大切に、でも未来のお客さんがKUBUSを知ることは、建築家鶴田芳郎を知ることは、双方にとって同じように重要なことであると思えたからです。

 

一般に建築家のホームページといえば、クリエイティブな業種でもあり、万人の様々な趣向を持ったお客様に対応するためか、偏ったデザインやポリシーを排除したシンプルなイメージのものが好まれるようです。

 

鶴田社長ももちろん建築家として素晴らしいお仕事をなさっていますが、初めてのホームページからなんとしてもボクが伝えたかったことは、なにはさておき社長の「仕事の考え方」と「人柄」に尽きます。

 

建築家がホームページで伝えるべくは具体的な技術や柔軟で高いセンスだろう!

とおっしゃるかもしれませんが、それは実際に会ってみればわかること、社長の場合は「人とナリ」さえ伝えることが出来ればすべて大丈夫、そんな確信が最初からありました。

 

一度でも設計士と呼ばれる方と関わりを持ったことのある方なら、この意味がわかると思います。

 

だから構成はシンプルでありつつも、コンクリートのグレーを主体としてパステルを配した温かく柔らかなデザインイメージを前面に押し出しています。

 

テキストの校正についても全面的に信頼していただいて、「柄じゃない」と言われながら、サイトオープンが実現しました。

 

徹夜も土日もいとわず、車内にはくしゃくしゃになったアルマーニのタイが子どもの忘れたオモチャと一緒に無造作に放置してある、人間味あふれる温かい設計士さん、頼りになります!!

 

funamoto_logo.JPG式見かまぼこ」、ときいて多くの人が思い出すあの店の、ロゴマークウェブサイト制作を担当させていただきました。

 

ウェブサイトを創りたいというお客様にはいろんな方がいらっしゃいますが、ほとんどの方は運用することによる直接的、実質的な利益(お金のことですね)を求められます。当然ですけど。

 

㈱船本かまぼこさんにこのあたりを確認したら、「そんなに売れなくていい」とおっしゃるじゃないですか。

 

現在は対面販売で売り切れているし、常連さんの分が通販にまわってしまうようでは困るというわけです。

 

それでは、お店やかまぼこのことを間違いなく、誠実に伝える公式ホームページが必要ということですね、というと、「まあ、それもそうですが」とおっしゃる。

 

実際、「式見かまぼこ」は登録商標ではなく、近隣のかまぼこ屋さんのものも「式見かまぼこ」。検索にかければ、地域の紹介サイトや口コミなどが乱立していて、どれを見ればきちんとお店の情報が載っているかがわかりません。

 

でも、お店の思いはもっと簡単なことでした。

 

「長崎に暮らしたことがあって、ウチのかまぼこを気にいってくれたことのある方へ、ひとりでも欲しいとおっしゃるなら届けられるような準備だけはしたいのです。」

 

率直に格好いいなあ、と思いました。これが儲かる人の素直な感性なのかもしれません。

「売れなくていい」思惑とは違って、オープン早々注文が入ってるみたいですが・・・(TT)

 

しかし、取材や撮影でお邪魔するたびにかまぼこをいただけたのはよかったな~!!

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このたび、「自殺対策のページ」制作のご協力をさせていただきました

 

<長崎県福祉保健部障害福祉課精神保健福祉班>

 

という部署をご存知の方は少ないかもしれません。

 

実制作期間は2週間。時間や予算の制約がある中でファーストステップまでこぎつけたのは、長崎県職員の方々の努力のおかげです。

 

担当の係長さんは年度末の業務に忙殺されていたにも関わらず、毎晩遅くにでも連絡をいただいたりして、こちらとしても充実感のあるお仕事をさせて頂いたと感謝しています。

 

だって不景気のなか仕方なく行政批判の声が聞こえてくる中で、こんなに頑張る職員さんがいることを知れば、長崎県も捨てたものではないなあ、と一県民として素直に嬉しくなりませんか?

 

実はこの仕事へのプレゼントのように、制作中に全国版のトップニュースで取り上げられた記事があります。

NPO法人ライフリンクが行った自治体調査で、自殺対策推進において『長崎県が全国第一位!』という評価を得たのです。

 

長崎県では地域毎に、管轄保健所毎に、様々な自殺防止へ取り組みを行っていることがわかります。

 

いろんな物事についてお客様に教えられることが多いのは、この仕事の一番いいところかもしれません。

個人的に関係のないと思っていることでも、考えてみる機会を与えてくれるからです。

 

自殺と聞いて思い出してみても、哀しみしか沸いてきません。

当事者は身近な人間であったり、噂に聞く名前の人間であったり、さまざまですが。

 

そういえばJR新宿駅の巨大テロップに、

「ニルヴァーナのカート・コバーン、自殺」

と流れた光景を、ボクは今でも鮮明に憶えています。

 

どこまで追いつめられて、どんな心境なのかは、本人にしか解らないことだ、と思います。

ボクはただただ心から「もったいない」と、雑踏のなか呆然と眺めて動くことが出来ませんでした。

好きだった一個の人間の自殺テロップを背景に、それにまったく気にもせず我先と行き交う大勢の人たち、そのコントラストは不思議な感情を与えてくれたように思います。

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「すべて"お任せ"しますよ」

 

とは時々耳にさせていただく言葉ではありますが、実は良い結果が得られやすいように感じます。

 

こちらとしては何度も医院へ足を運びながら、その意図を感じようと努力します。そうすると今度は逆に事務所へ気軽に来ていただけるようになる(院長先生はさすがに無理でしたが)。

そうするうちに柔らかいコミュニケーションを共有するようになり、一緒になってカスタマーへのサービスを前向きに追及する時間が流れていきます。

 

矯正歯科や小児歯科を併設されているまなび野の ひでふみデンタルクリニック さんは、女性や子どもへの配慮をお持ちです。柔らかい紙や色彩を選びつつ、しかも新しい印象を説明する必要がありました。院長先生以外のスタッフはみな女性であり、社内のブランディングにも有効なデザインが求められていました。

 

封筒や名刺など事務用にお使いになるアイテムについても、受け手が業者さんや学会のメンバーなどの中年男性であったって、「ひでふみデンタルクリニックはこういう病院です」とイメージさせるものである必要性は高いと思います。

院長先生は私と同級生。今回はウェブサイトのリニューアルからのお話となりましたが、本当にありがとうございました。

先生は忙しい日常診療にあわせて講演も精力的に行われていて、いつも一生懸命です。

こんな病院をみつけたら、患者さんは幸せですよね。

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ついに購入しました。iPhone。

 

ソフトバンクのお姉さんに発売前からめっちゃ買う素振りを見せていたのに、

麹屋町のアニキに「なんねーアンタまだ買ってないとねー!」と見せびらかされていたのに、

いざとなるとなんとなく購入を見送っていました。

 

黒がよかったので、黒の入荷を待つといって逃げていたんですが、今日入荷してしまいました・・・

 

しかし、いざ買ってみて触ってみると、iPod touch も持ってなかったボクには面白くてたまりません。

今日はゆっくり仕事をするつもりでしたが、仕事どころか寝れるかな???

 

Apple社のプロダクトデザインの秀逸さなんて今どき赤ちゃんでも知っていますが、こうして撮ってみるともう、現代という世界にスタンダードとして馴染んじゃってるせいか、特別にピンとこなくなってるとこがすごいです・・・。だって20年進化し続けながらも同じコンセプトを貫く製品はそれほど多くないですから。

 

世にコカコーラの瓶と同様に扱われるほどのAppleデザインの魅力は大学の課題になったりもしているようですけど、そんなMacの次に出しそうなデザインを勝手にデザインするとか、実際に自分で作ってしまうとか熱狂的なフリークさんが世界中にたくさんいらっしゃって、いろんなサイトでそのイッちゃってるぶりを披露しています。

「Apple社からもしデザインを頼まれたら、無償で働きます。」

という奇特な方々がたくさん。

ファンがいるってすごい会社ですよね。いつかは目指したいところです!

 

社長、これから発送するけん楽しみにまっててねー!

 

 

MARIAGE1.JPG紅茶を楽しむヒトは、なんだか優雅で羨ましい。

 

ボクなんかはカフェイン中毒かというくらいのコーヒー好きで、ほぼ一日中飲んでいます。
真夏のゴルフのあとでも、クラブハウスでホットコーヒーを注文してしまうほど。
昨夜も先輩方と焼酎飲んだあとの深夜に、ラーメンではなくてホットコーヒーです。

だって格好いいですよね、紅茶って。

聞いていて貴族の香りがするし、映画でも王妃モノや上流階級の物語にしかなかなか出てこない。

昼下がりに裕福な奥様方が時間を分け合って(余ってるんでしょうけど)、やれ主人が庭の芝刈り機を直す暇がないのよとか、娘のバイオリン教師が無くなった指輪を盗んだに違いないとか、言ってそうで。

 

「マリアージュ・フレール」の紅茶は、当然ながらいただき物です。

 

先輩の出産祝いにあげたGAPのベビー服のお礼、これではこちらが申し訳なくて困ります。

 

この1854年のパリにオープンしたという紅茶のメゾン、もう150年越えの老舗ブランド。

パッケージデザインも、ブラック×ゴールドという配色はさておき、いかにも!のツタ絡まり系紋章風。

これまたブラックの仰々しくて立派なボックスに収まっています。袋の可愛らしさとは対照的でおもしろいです。

 

老舗好きのボクとしてはウェブサイトを見てみましたが、思いっきり準備中。

 

しかも日本語訳の途中!?と書いてありますが、どうみてもたいした作業ではないんです。

 

こんな、あとチョットで止まってるのにアップせざるをえないサイトを見ると、余計なお世話ですがイライラしてしまって、急いで作ってあげたくなります。

 

あー、ウチで勝手に創りたい!!!

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