引越し先で故障していた洗面台の混合水栓。
これではさすがに生活に支障があると取り替えたのですが、
あきらかに昭和モノのこの水栓、意外にカッコイイので記念に撮っておくことにしました。
世の中にはありとあらゆるメーカーがありますが、国内で衛生器具といえばTOTOかINAXということに。
巨大市場でのこの異常な2極支配が長年かけて作り上げたもののひとつに、
「デザイン探求への思い」があると思うんです。
特にTOTOというメーカーは、そのプロダクトスタイルに安易な流行表現を好まず、
「永く愛されるデザイン」をコレでもかというほど研究しているブランドだ、とボクは思います。
デザインへの思いはその製品をじっくり眺めてみてもわかるんですが、
TOTO出版という出版社から出ている数々の書籍はメーカー系と思えないほど充実していて、
建築デザインへの傾倒の深さがうかがえます。
こういうデザインへの企業投資の仕方、素晴らしいなと思うんです。
担当チームの方々、仕事楽しいんだろうなあ!