ゴルフコンペの参加賞は、福岡の美味しい「あまおういちご」でした。
このいちご、もちろん超美味しいのですが、ある取り組みが全国的に成功した事例としても賞賛されています。
あること、とは「地域ブランディング」のことです。
ブランディング、といえば数年前から流行のフレーズになっています。
この長い不景気になぜ世界の老舗ブランドが生き残っているか(もちろん例外はあります)を問うとき、確固たる信念を持っていたがために歴史に愛され続けていることが容易に理解できるわけです。
ブランドは無形の財産でありますが、ひとたび成功すれば強大な効力を持ちます。このとき、ブランドとしての舵取りを間違えてしまったら取り返しの付かないことに。
そして現代は、企業が若いうちから「ブランド」の形成に注意を払うことが重要視されているのです。
道のりの長い、地味な活動ではありますが、人々に愛され続ける企業が永続してゆくという真理に到達しなくてはなりません。
「地域ブランディング」も同じです。昨今では行政のサービスも民間企業並みの考えのもとに行われるようになりつつあり、不景気が教えてくれる自然な効果として、数少ない良いことだと思います。
あまおういちごは福岡県が戦略的に取り組んだ特産品のブランド化です。
あまおういちごの種苗を、植物版の特許法といえる種苗法に基づく品種登録をした麻生渉知事は、元特許庁長官だったんですね。
大企業でも、どんなに小さな小さな会社でも、「ブランディング」の大切さは同じ。
そんなお手伝いが、ひとつでも多く出来るように頑張っていきたいです。
カクガリさん、ごちそうさまでした!!!