来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の主役が長崎出身の福山雅治に決まってから、長崎ではその経済効果の波に乗れといわんばかりに、自治体でも民間でも、あちこちでいろんな試みが行われ始めています。
さてその坂本龍馬ですが、司馬遼太郎を読んだのは遠く学生時代のことでディテールを思い出せず(最近記憶力の低下に拍車が・・・)、龍馬なんだか竜馬なんだかわからないし、仕事柄少しは勉強しないといけないのですが、勉強する前にご依頼をいただいたりして、ちょっと慌ててしまいます。
しかもそのリョーマで有名な日本初の貿易商社である「亀山社中」は、ウチの事務所から一本道でたどり着ける、直線距離300mちょいのところ。それでもこの季節は言葉どおり「たどり着く」ように急な階段の続く坂道(龍馬通り)を登らなければならないので、タオルがないと行けません。
そんなおり、先輩が亀山社中の脇にカフェ「龍馬茶屋」をオープンするということで、メニューやショップカードを作りました。
最近では戦国ギャルとか阿修羅展ギャルとか、若い女の子でもオッサンが舌を巻くほどの時代通がいるので、「龍馬茶屋」も対象はオールマイティに、和風+和風ではなくて少し洗練された雰囲気にしています。
写真はカードのほうですが、オモテには坂本家の家紋とリョーマの名言を、なんか現代に合いそう~、ということで挿し込んで、少し目の粗い上品な紙を使って柔らかさをだすようにしました。
お店は立地も良いし雰囲気も良く、亀山社中ともども丘の上にあって、寺町通りから歩くと結構しんどくてのども渇きますから、とてもイイ感じゃないかなと思います。長崎の老舗の美味しいコーヒーや復刻したバンザイサイダーも置いてあるし、ジュース類もけっこう選べて美味しいですよ。ビールもあります。
来年中は間違いなく営業していますが、もしかしたら、幻のカフェになるかも、・・・です。