シルバーウィークのバンコクにて、なぜか頭の右半分が痛くなり、
持病の偏頭痛かな?と思っていたのだけれど、右耳まで痛くなってきたので、
夜になって現地の病院へ行ってみることに。
パスポート片手に、興味半分ということもあってワクワクしながら?タクシーへ乗り込みました。
連れて行かれたのは今回のホテルの近くだった「ラマ9世病院」。
建物は立派だし、清潔感があって日本特有の病院臭もありません。
夜の9時だというのに案内はすごく丁寧で、看護士さんが体重と血圧を測り、待つこと5分。
いよいよ診察室へ通されると、大学生かと思うような若い女医さんから、いきなり笑顔で「こんにちは!」と日本語で言われてビックリ・・・。
もちろんその後は英語でしたが、いつもの偏頭痛とは違うし、痛みは転移していくし、病状の説明って難しいものです。
それでも、日本語版の医療系資料やジェスチャーも使って丁寧に診察してくれて、帰国して日本の医者にかかったときに渡す英語のメモもつくってくれました。
処方箋は筋肉弛緩剤を3種類、抗炎症剤を2種類。
薬名表記も日本語という徹底ぶりです。
写真のラマ9世病院オリジナル紙バッグに入れてもらい、診察とあわせてトータル1,000バーツ(約2,700円)という良心価格。
なんか、感動しました。病院もサービス業、という感じ。日本の病院にかかって、こんな気持ちになったことがなかったからかもしれません。
で、結局なんだったかというと、首の筋を極度に痛めていたらしいのです。
そういえば先日、せっかく安いのだからと、プロンポーンで頭からと足からと二人がかりのマッサージを受けました。タイ式マッサージには馴れていましたが、そのときはちょっと痛すぎるなあ...と感じていたことを思い出しました。
ちなみにミネラルウォーターもラマ9世病院オリジナルラベルです。
日本の病院でも、こんな可愛らしいブランディングをしてみたらどうでしょう。
体調の悪い患者さんが、少しでも心和らぐような病院のサービスって、こんなことでもできるんだな、と思いました。