広告: 2008年8月アーカイブ

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ビジネス上のお知らせや案内状、お礼状なんかは

 

「生真面目かつ簡素」であることが「誠意ある正式なもの」として浸透しています。

 

ひとりでも多くの関係者へ送付するための費用的な制約も、簡素である理由かもしれません。

 

ところでいつも可愛がってくれる先輩、虹の設備さんが株式会社へ組織変更したお知らせが届きました。

 

工事会社ということもあり、きちんとしたモノを作って欲しいとのコトでしたが、形状だけ「正方形」をご提案。

 

これだけでも、真面目な中にも雰囲気は柔らかくなり、

 

お世話になっている方々に「なんだろう?」と、手にとってもらえそうです。

 

お金をかけなくてもできること、いつも探していたいと思います。

 

にしてもショウコちゃん、相変わらず良い字書くね~!!

 

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実はスペース・ラボの名刺を何年振りかに変更しました。

普段はデザイン事務所としてお客さんの名刺をかなり作らせていただいているので、
いざ自社のものとなるとですね、いろいろともめるわけです。

キバリ過ぎはみっともないけど、あんまり恥ずかしいものはつくれません...。

→というわけで真剣につくりました。

名刺づくりにあたっては、

① シンプルで明確なもの
② 真面目なコダワリのあるもの
③ クライアントに対して具体的なデザインの方向性を想像させないもの
④ スタッフがそれぞれ色を変えることができるなどの遊び
⑤ もちろん予算

デザインがシンプルなので変わった紙を、と選んだ台紙は「ハーフエア」という粉を吹いたような紙。

ビールのコースターと和紙の中間みたいな紙質といえばわかりやすいでしょうか。
これをあえて厚めのものにしました。

まずはウラから印刷。

英字面のベタ印刷はオフセット印刷をかけますが、紙の粉が印刷機内部に堆積していくため、ゆっくりゆっくり動かしながら、しかも何回も止めて掃除しながらの作業になったそうです。

ウラ面が完成すると次はオモテ面、そこで調合したインクとともに今度は別の活版印刷屋さんに運ばれます。

活版印刷技術は長崎から輸入されたといいます。出島かな??

 

これはコダワリとして最高じゃないか!という話になりました。

 

文字はガチャガチャと不揃いで、印刷は濃淡が気まぐれに出てしまいます。
でも、いかがですか?
よく小学校なんかの印刷物で馴染みのある、文字印刷の懐かしさとか柔らかさを出せたと思うのですが・・・。

これまではどちらかというとコーポレートカラーのオレンジとロゴを主体とした可愛らしい感じの名刺だったんですが、

 

マジメにデザインを考える会社」をなんとか表現して、

 

名刺ひとつでもお客さんに安心感と興味のどちらももっていただけないか、という今回の方向転換となりました。

 

ちなみにボクが選んだのはインディゴ・ブルーです!!

 

いつも見るものには、「愛着の沸く=飽きない」というキーワードが必要ですね。

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