広告: 2010年6月アーカイブ

nagasakidenki_sign.JPG

 

鶴の港と呼ばれる長崎港は、鎖国時代唯一の国際貿易港として機能した歴史をもっています。

 

坂本龍馬もこの港を出入りする外国船を見つめていたのかもしれませんが、

そののち電気が発達した私たちの時代になると、

港からすり鉢状に生活が形成されている長崎には「夜景」という副産物が生まれたのです。

 

船舶や建築に関する電気工事全般を営む長崎電気㈱さんのサインでしたので、

「船舶」「建築」「電気」「長崎」という4つのキーワードを盛り込むことにして、

素材は港を中心にした市民自慢の素晴らしい夜景に決定。

稲佐山方面から長崎港を望んで夕暮れを待ち、看板用に写真を撮影しました。

 

クライアントは工事会社ですので、本社玄関脇に設置するこのサインに、具体的に決まった商品やサービスを訴求する必要はありません。

永く掲げられることを想定して、社名が明確に認識されること、その認識に嫌悪感を抱かれないこと、工事会社のイメージ向上に繋がる上品な雰囲気をもたせることを目指したのですが、

沿道の排気ガスによる汚れが目立たないようにブラック主体で構成して、夕暮れ時から徐々に、幻想的に光ってくれればいいな、というのが狙いです。

 

先日、夜間照明の確認にお邪魔した時の写真がこれです。

内部照明によって暗闇に引き立つ写真素材として、夜景はもってこいの素材だったことを再認識したのでした。

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