その他: 2008年8月アーカイブ

おや!?ピカソが書いたハト・・・ではないです。

 

8月15日の長崎の夜は、ウチの事務所のある八幡町も当然、精霊船が市内の喧騒の海へ航海にでます。

初盆を迎えて、死者の魂を生死苦悩の俗世からねはんの彼岸(ひがん)に渡す風習。長崎では独自の発展を遂げて、全国にも類を見ない主催者不在の一大イベントになりました。

何百万円もかけて造った船はどんどん巨大になり、それぞれの家や町の精霊を、どこにも負けずに華々しく賑やかにお送りしなければなりません。
今年は県内でたしか3700隻、無数の爆竹と鐘の音で主要道路はめちゃくちゃ、中心部は耳栓ナシでは歩けなくなります。テレビ中継も入って、地元情報に詳しいめっちゃ長崎弁のおじさんが「ここの家のはデカか!」とか解説をしていたような。

ところで江戸時代から始まったといわれる厳かなこの行事、主役はもちろんこの船になります。
こういう町単位で創られる船は「もやい船」と呼びますが、これはまだ午後4時の写真。
これから両サイドに提灯が連なって提げられ、正面に大きなお釈迦さまや南無阿弥陀仏が掲げられます。
船内には故人の写真や好物が乗せられ、ハッピ姿の縁者や正装の遺族が大名行列のようにそぞろ歩き。
また赤く奇妙に突き出した頭の部分を「みよし」と言いますが、ここが花で飾られます。これは和船の突端に突き出した波切りを表わしていて、長崎ペーロン船の先頭に付く波切りの小さな飾りが大元だそうです。

精霊船のフォルムデザインについて語ろうかと思いましたが・・・写真でお察しください、無理です。

長崎人はこれが終わればいよいよ、日本三大祭りの「長崎くんち」へ一直線。


仕事より気合が入ることばかり!・・・で、いいの??

ペニンシュラOGC.JPG

どうしてゴルフが面白いのかは、仲間うちで<多少>本格的に取り組んでみればスグわかります。

個人競技なので「自己との戦いだ」とか「性格がプレーに出る」などと言われたりしますが、ボクのレベルではプレー中に緑の中を歩くだけでもストレスを解放できているから楽しいばかり。
これで、「ゴルフはたまに自然に親しむ良い機会だ」などと書くと、自然保護団体から怒られます。ゴルフ場の造成は自然に対する暴力以外のなにものでもないからです。

ともあれ、ゴルフの楽しみというものを少し書かせていただくなら、1つ目は同伴者とのコミュニケーション。勝った負けたと騒ぐのも良いですし、プレーの合い間にふざけ合うのも楽しいです(正確に言うと「喋ってる合い間にプレーする」、かな?)。
午前中から夕方までの長い時間をゆったりと楽しむ間に、もともと仲のよいメンバーはもちろん、初めてご一緒する方とも、年齢を超えて仲良くなれます。

2つ目はなかなか出来ない自己満足。たまたま巧くいったショットに密かに酔いしれたり、不甲斐ないショットに自分の練習不足を忘れて歯がゆい思いをするのも楽しいもの。同伴者のスーパーショットに惚れ惚れするのも、腹立たしい思いをするのもひっくるめて面白いものです。

3つ目はどんなゴルフコースでも、世界に同じものは二つとないこと。
長崎に25ヶ所、全国に2300ヶ所、世界には・・・よくわかりませんが、テレビに出てくる海外のコースの美しさにはウットリしてしまいます。有名なコース設計士の先生もたくさんいたりして、いろんなカタチでゴルフ旅行を趣味にできたら幸せですね。

4つ目は道具。
ゴルフクラブの新製品発売の周期はどんどん短くなっていて、各社が新しいデザインと性能を売りに広告展開を華々しく繰り広げています。
ボクみたいな腕前ではクラブよりも肉体に問題があると思ってマズ間違いありませんが、わかっちゃいるけど道具を探すのは楽しいもの。
近頃はファッションも洗練されてきて、ファッション雑誌にゴルフウェア特集が組まれるくらい選択肢が増えました。
実際、若い世代からゴルフ場でファッションを楽しむ人が増えています。

そんなボクのお盆休みはゴルフばかり。
この時期のゴルフ好きはみんな、連絡が盛んになるんですねー。

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