YUKINARI: 2010年1月アーカイブ

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初詣、諏訪神社へ向かう長坂の階段を上がりながら、これからどの順番で何をするかという風にいちいち考える人はいないかも知れませんが、はじめに柄杓(ひしゃく)で水をすくって手や口を清める人は結構いらっしゃるかもしれません。

 

その「手水舎」の頭上にあった作法書きですが、

勝手に察する時代にして、かなりの良家と思われる家柄のご令嬢が描かれていて、

違和感があるかといわれるとそうでもないのだけれど、どこか面白い。

スカートのふくらみ具合か、ヘアスタイルか、ハイソックスか・・・

 

実際に柄杓を手に取ると、柄にはすべて地元企業の社名が焼印されていました。

ふと考えれば、古くから神社やお寺というのは「広告」という行為が「寄贈」や「寄付」という名で摺りかえられていて、庭にあるベンチや石にはじまり神殿に捧げられたお酒にだって、社名や個人名が広告されています。協賛する企業や個人にしてみれば、世に自らの信用性や信頼性を売る格好の場所であったわけです。

 

でも、真清水の神秘的な霊力でこれから身を清めようとするときに、いざ企業名が目にはいるとあまり良い気分はしないかもしれません。広告としては目立っていて良いのでしょうけれど、好印象を残さなければ逆効果になる危険性もあります。

 

そんなことをぼんやり考えながらひいたおみくじは、最高の結果に!

今年は何か、新しいことを始めてみよう!!

と、例年通り誓うのでした・・・。

 

あけましておめでとうございます。

年末のブログ更新は余裕がなく叶わず、あっというまに正月になってしまいました。

公私共に旧年中にお世話になった皆さま、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

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